こんにちは。
ぽんすけ先輩です。
もうすぐバレンタインデーです。
男ならばワクワク・ドキドキのイベントですが、その浮ついた心を潰してやろうと思いこの記事を書きます。
ということで、今回は僕の遠いバレンタインの思い出を語ります。
みなさんの想像を超える女の子が、この世にはいるんだと思っていただけたら本望です。
目次
普通のバレンタインギフト

世間一般の常識でいったら、バレンタインのギフトはチョコレート。
または財布やマフラーなどのファッションアイテム。
人によっては酒とかタバコなんて声もあると思います。
うん、バレンタインデーはそれでいいんだよ。
変わりダネなんていらない。不要!
普通がイチバン大事。大事MANブラザーズ。
切実に、世の中の女子に言いたい!
普通でいいっすよ。
僕がもらった不思議なバレンタインギフト
女の子からバレンタインデーにプレゼントをもらえるというのは、男ならば絶対うれしい!
もらえた人にとっては「オレってモテてるじゃん」なんて1年で一番勘違いする日ですよね。
しかし、そんな風に思えなかった僕のエピソードがありますので紹介します。
①煮干入りマドレーヌ

中学3年の時に後輩からバレンタインプレゼントをもらいました。
「好きです!」なんて言われ、手作り感たっぷりの包みを照れながらもらう僕。
ちょっと誇らしげに自宅に戻り、自分の部屋でこっそりとその包みを開けると、それはちょっと形のイビツなマドレーヌがかわいく並んでいました。
さっそく一口食べると、普通にうまい!
「なんだ、あいつ上手じゃん」なんて思いながら続けて食べると 噛み切れない何かが・・・。
それを口から出してみると、なんと 頭のない煮干が!!!!!!!
びっくりした僕でしたが、「お母さんが料理してる横でマドレーヌ作ってたのかな?」なんてノンキことを思い、次のマドレーヌを食べました。
・・・・また煮干があるじゃないですか!
びっくりした僕は、母に「これもらったんだけど食べてみて」と食べてもらいました。
すると母「煮干入りなんだね」と・・・。
おい、やっぱり煮干は意図的に入れられてるのか!?あせった僕は残りのマドレーヌを真っ二つにしてみました。
というか最後の1つは、申し訳無さそうに尾びれ?尻尾?がマドレーヌから飛び出ていました(撃沈)
なんだよ、これはっっっっっ!?
どの煮干も頭なし、ハラワタ処理済。
煮干処理としては完璧!
まさに料理のダシに使う直前のもの!!
「おいおい、ダシでも出したかったのか?」
一応、家族で全て食べましたけど両親・兄弟は苦笑い。
なんだか切ないバレンタインデーでした。
翌日、その後輩には真実聞けず・・・。
意図的に入れた煮干だったのか偶然入ってしまった煮干なのか・・・。
今となっては伝説のプレゼントですけどね。
その後、その女の子との進展・・・ない!
煮干のトラウマがあったし、僕には好きな人がいたので煮干マドレーヌの彼女に心を開くことも無く。
ホワイトデーは煮干か昆布か迷いましたけど、大人な僕はチョコレートをお返しにしました。
「これが本来のギフトだぞ!」と。
②手紙のチョコレートがけ

次の話は高校1年生です。
同じ高校、同級生の女の子からもらいました。
普通の一口チョコレートみたいになのが10個くらい並べられて箱に入っていました。
良くありがちな手づくりのチョコレートです。
チョコレートを溶かして型に入れたってやつ。
これも大事に家に持って帰り、一口パクッと食べました。
普通にうまい!そして噛むと、「あれ!?」
硬くはないけど噛めない!一瞬、煮干の恐怖がよみがえりました。
口から恐る恐る取り出すと、チョコがべったりついた紙が入っているではありませんか。
よく見ると何か文字が書いてあります。
「ん?部活・・・に・・・一生懸命な・・・ところ・・・スキ・・・“部活に一生懸命なところスキ”??」
そうなんです、手紙入りのチョコレートだったのです。
これ、考えたのもすごいけど、ものすごく食べづらい。
手はベタベタ、なぜか紙を舐めている僕。
誰かに見られたらドン引きですよね。
もらったチョコ全てにメッセージは入っていて、10個くらいの「好きなとこ」が全て書かれていました。
ほめてもらえてうれしかったですが、普通に手紙でよかった・・・。
うん、この女の子とも何もなく終わりました。
③七夕の短冊

同じく高校1年生の時のバレンタインです。
これも同級生の女の子からもらいました。
高校1年生の時、なぜかモテモテだった僕。
友達から言わせれば「変な女限定」だそうですが・・・。
このエピソードの女の子もかなり変った女の子です。
なんと、バレンタインだというのに七夕の短冊を贈ってきたのです。
しかも既にお願い事が書かれていました。
「お近づきになれますように」と・・・。
え!?何?僕にこれをどうしろと言うの!?
頭混乱。
ちょっとオタクのような不思議系な女の子だっため、下手に「何コレ?」なんて聞けないし・・・困った僕は、その子のクラスの口の堅い女子に相談しました。
その女子のおかげで真実が判明!
「お近づきになれますように」というのは僕に宛てたものであったこと。
短冊にしたのは 彦星と織姫みたいになりたかった ということ。
僕、撃沈。
協力してくれた女子:「あんた、気をつけなよ。もうかなり本気だよ!!」
僕:「そうなの!?」
バレンタインでプレゼントをもらうまで、その女の子の存在すら知らなかったのに。
なのに一体どうなったら本気になっちゃうわけですか!?
この事件で忘れられない人になりました。
その不思議な女の子は、僕との恋?が実らないと察したのかブサイク数学教師にターゲットを移したのだとか・・・。
結局3年間一度も話すことなく卒業。そして終わりっ!
④自主制作の短編ドラマ

これは高校3年生。
1つ下の超ムードメーカーな女の子からもらいました。
かわいくラッピングされた包みを開くと入っていたのはビデオテープ。
「また、変なのきたよ」と思いつつ、若干想像ついたけど再生してみると・・・
ど素人もいいとこの超素人動画が録画されていました。
タイトルは「私の日常」です。
なんだそれはって感じですよね・・・(笑)
文字も入れる加工ができなかったのか、ダンボールに「私の日常」と書いてレンズ越しに持って立っていました。
そこからストーリーが始まります。
何のことは無い、コンビニ行ったり部屋でくつろいでたり、家族団らんで過ごしていたり・・・。
なんじゃこりゃ!!!
ふざけてるとしか思えない動画でしたが、ある意味ホッとしました。
愛を叫ばれたりエッチなのが映ってなくて本当に良かった(笑)
「おい、あれ何!?」って後輩にメッセージ送ったら、
「大好きな先輩に私の日常を見て欲しかっただけです!次も乞うご期待!」って返ってきました。
大好きって言うのも愛とか恋とかではなく、親友みたいな存在になりたかったようです(笑)
あぁ、良かった!
⑤ホラーな曲

大学3年の時の話です。
バイト先の7歳上の女性から、あるCDをもらいました。
チョコレートと一緒にもらったので、何か好きな音楽でも入っているのかな?と何も考えずにずっと放置。
そのバレンタインデー以降、その女性がやたらと近くに寄ってくる感じはしていたのですが、僕は特に何の意識もすることなく過ごしていました。
ある日、女性が「CD聞いてくれた?」って言ったので、僕は正直に聞いていないことを詫び、「すぐ聞くから」と約束しました。
家に帰った僕はCDをセットして聞いてみると・・・
20秒くらい無音が続いた その直後、「チンチンチン」と甲高い金の音が聞こえました。
そのチンチンチンも20秒くらい続き、また無音・・・・・そしてチンチンチン・・・・・・・無音・・・・・・・チンチンチン・・・・・・
何これ!?
CDを別の機械に入れて再生するものの、またしてもチンチンチンの音と無音の繰り返し。
なんかのマインドコントロール的なものですか?
ただ無音とチンチンチンを繰り返しているだけなのですが、僕は全身鳥肌。
すぐにCDをしまいこみました。
何かイケナイものを聞いてしまったような、そんな恐怖です。
その後、その女性は僕へのボディタッチがすごくなっていきましたが、バイトもあまり行かなくなったので自然と交流が途絶えました。
よかった~、連絡先を交換しなくて!
以上、5つのエピソードを紹介しました。
普通、バレンタインデーはドキドキ・ワクワクするものですが、僕は多感な学生時代を違った意味でドキドキしていました。
「また変なプレゼントをもらうのではないかと・・・。」
モテることは大変名誉なことなのですが、嫌がらせとしか感じない僕のエピソード。
モテてるとは違いますねぇ。
こんな思い出を胸に、僕は強く生きていきます・・・(笑)