彼女と北海道に行った時、二条市場の店の人から「良いかに」や「買っていい海産物」の見分け方を聞きました。
今回は、その内容を皆さんに共有したいと思います。
目次
二条市場のカニのプロに聞いた!
僕達は特に何も調べずに、朝7時頃に朝ごはんを食べに二条市場へ行きました。
事前リサーチもないので、「どこの店にはいろうか?」なんて言いながら、海産物の店もキョロキョロ見ていたわけです。
「これ食べてって~!」なんて試食を誘う呼び込みもあったのですが、どの店もイマイチ足を止めてまで見る気にもなれず。
そんな時、ある1件のお店の主人と目が合いました。
他の店とは違って、押しも強くないし、マジメに商売してそうな雰囲気があったので自然と2人で足を止めました。
後から聞いたら、彼女も同じ意見だったようです。
だって他の店、口の中に食べ物つっこみながら僕達に話しかけてきてたり、ぶっきらぼうに声だけ張り上げてくるんですものっ(カマ風)
さて、僕達が唯一足を止めた店とは『〇〇さん』です。
ごめんなさい。
名刺はいただきましたが、ブログに載せることをお話していないので店名は控えさせていただきます。
本当はとても親切でいい店だったので、僕は言いたくて仕方が無い!
勝手に僕が「この知識は皆のためになるぞ!」と思って、こうやってブログに書いているだけのことです。
もし知りたい方がいればメッセージを下さい。
そしたら、この店の主人に許可をいただこうと思います。
市場での良質なカニ・海産物の見分け方
①カニは重ねて置かないこと
カニは鮮度命!
そんなカニを重ねるなんて言語両断らしいです。
お腹の部分は氷に触れさせて冷やさなければ鮮度は保てないそう!
こんなかんじ。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]確かに!他の店は重ねて積んでありました[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190126_084825.jpg” name=”店の主人” type=”l”]そうでしょ。ほとんどの店がそうやって売っているから、ちゃんと見てね。[/voice]
②「特」の箱にだまされないこと
カニは、規定により大きさ・形・味のランクに応じて箱に分類されるそうです。
そのカニのランクは発泡スチロール箱のサイドを見れば分ります。
この写真の箱の場合、「特」が3つ、カニは7個入っているという意味らしいです。

でもこれらの箱、店頭に並べるときに普通に入れ替わったりするらしいのです。
これは、別に何も悪いことではないです。どの店でもあり得ること。ただの箱だから。
でも悪質な店は
「このカニ、特が4つで最高級だよ~!買ってってよ」
となるわけです。
「特」が4つの箱に置いてあるのが、「特」が2つのカニの場合があるわけなのです。
つまり、「箱の等級と そこに置かれているカニの等級は必ずしも一緒ではない」ということです。
箱の「特」をやたらアピールして商売してくる店は怪しいと思ってください。
③生うには買う前に賞味期限を確認

店によっては、生うにの安さをウリにしてくる場合があるそうです。
でもウニを購入するときは、「必ず賞味期限を確認すること!」
これ鉄則らしいっす。
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190126_084825.jpg” name=”店の主人” type=”l”]何軒回ってもいいから、賞味期限を確認した上で本当に安いか判断して!
うちのこの賞味期限で、この値段はないから![/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]分りました。見てきます![/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”彼女” type=”l”]私、ここで待ってるね~![/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]え?ボクひとり?・・・?[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”彼女” type=”l”]・・・。
カニの試食、もっとくださ~い[/voice]
・・・・・(10分経過)・・・・・
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]ほんとだ!賞味期限が明日とかになってました!
そして、値段変わらない。というか他の店の方が高い![/voice]
④店頭に並べる干物はダメ
店頭に魚の開きを置いてある店もありますが、この店では絶対にやらないそうです。
理由は「鮮度が落ちる」から。
この店では、店の奥(奥と言っても小さい店なので3mくらい奥)の冷蔵庫に保管されていました。
冬の北海道だから店頭に並べていいというわけではありません。
道路に面しているのでホコリ等、衛生的な問題もあります。
⑤客の足を止めるために「安くするよ」と言う店は要注意
主人曰く、
「安くできるのなら初めからその値段を書けばいい。」
なんとまあ!
値引きとかは、客と話した感じやたくさん購入したときに発生するものであると。
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190126_084825.jpg” name=”店の主人” type=”l”]初めから「安くするよ」というのは、僕はやらないかな。[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]ほほ~。勉強になります![/voice]
二条市場の開店時間について
僕達、早起きカップルなので朝の6:30に二条市場に行きました。
先に腹ごしらえで海鮮丼をガッツリ!

そして7時ごろ飲食店を出て、市場をブラブラ。
しかし、7時から開店するとのことなのに、ほとんどの店は7時は開店の準備中で大忙し。
店先に商品が並んでいないのに「食べてってぇ~!」「味見してって~!」なんて言われても、そりゃ、無理ってものです。
商品が並んでないのに突然味見用のカニが出てきても、消費者からしたら「いらないっす」となりません?
おいおい、このカニどっから登場した!?
まるでイルージョン!引田天功!
でも、今回僕達にカニや海産物の見分け方を教えてくれた主人は、朝7時前には開店の準備を整えておくと話してくれました。
なんでも、二条市場にたくさんの店がありますが7時の開店でちゃんと準備ができているのは、この店を入れてたったの2軒とのこと。
(注:飲食店は除きます)
こういう話を聞くと、誠実さも伝わるので余計に信頼したくなりました。
ボク、にんげんですもの。
結局、僕達イバラガニを買いました
僕達は、観光客。
カニを安く買って家でも食べたい!
ということで、一通りのレクチャーを受けてから、自分達が食べるカニを物色しました。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg”僕” type=”r”]ん?イバラガニ?なんだそれ?[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190126_084825.jpg” name=”店の主人” type=”l”]おいしいよ。タラバの仲間なんだけど、北海道の人はこっちの方が好きっていう人も多いんだよ。[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]僕たち、ズワイガニが好きなんですけど・・・。[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190126_084825.jpg” name=”店の主人” type=”l”]まあ、つべこべ言わずに食べてみ?[/voice]
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]あ!う、う、うまいっ!
めっちゃ食べ応えあるし、甘いし味がちゃんとある!
タラバガニって淡白な味だからあんまり好きじゃなかったんだけど、これイケますね![/voice]
ということでお買い上げ~、そして飛行機乗って帰宅~
どうやってさばくの?
翌日、待望のイバラガニが届きました!
もう茹でてあるので、そのまま食べるだけです!
さて・・・
どうやってさばくんだ?
・・・ワカラナイ・・・
見よう見まねでやってみよう!
◆イバラガニ様のお姿

◆イバラガニ様裏返しで手術開始

◆脚を切り離しました

◆甲羅をはがします

◆さばき完了

できました~!!
さあ、ボナペティ!!
う、うまい!
もうそっからは無言タイム、カニタイムです。
カニってなんで人を無口にさせるんでしょうねぇ。
こんなうまいものを人類で最初に食べてくれた人、ありがとう!!
イバラガニを見つけてくれた人ありがとう!!
さばくの案外簡単でした。
使ったキッチンはさみはこれ!

以上、いかがだったでしょうか?勉強になりました?
市場でカニを買ってきて家で食べたときに「試食した味と全然違う!」ってことがないよう、ちゃんと吟味していいカニを買ってください!
せっかく高いお金を出して買うのですから、おいしいものじゃないとね!
そして、イバラガニ 最高です。
ぜひ食べてみてください!!
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