こんにちは。
ぽんすけ先輩(@ponsuke_senpai)です。
モロッコ旅行記の続きです。
このシリーズは3回の予定なので、この記事はちょうど真ん中。
駄文ですが、お付き合いしてくださると涙が出るほどうれしいです。。。
前回の記事はこちら。
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僕が参加したツアーの概要です。
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1日目 夜、成田出発ドバイで乗り継ぎ、モロッコのカサブランカへ
2日目 カサブランカ着後、専用車にてカサブランカ中央駅へ
鉄道(1等車)にてマラケシュへ
★ホテル「イスレーン」泊
マラケシュ
3日目 マラケシュ終日自由行動
4日目 アトラス山脈を越え、世界遺産の要塞の村「アイト・ベン・ハッドゥ」へ
途中、ワルザザード、ティフルトゥトに立ち寄り、ダデスへ
★「オーベルジュ・ティンズーリン」泊
5日目 トドラ渓谷に立ち寄りサハラ砂漠のメルズーガへ
メルズーガよりラクダに乗ってサハラ砂漠の真ん中へ
★砂漠の中でテント泊
6日目 早朝、サハラ砂漠の日の出鑑賞。
その後、ラクダと4WDにてエルフードへ戻り、フェズへ
★ホテル「バーサ」泊
7日目 シャウエン日帰り観光。その後フェズへ
★ホテル「バーサ」泊
8日目 午前中、自由行動。午後、鉄道(1等車)にてカサブランカへ
9日目 午前中、自由行動。午後、空港。
夜、ドバイで乗り継ぎ、帰国の途へ
10日目 夕刻、成田空港着
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目次
4日目 アトラス山脈→アイト・ベン・ハッドゥ→ダデスへ
アトラス山脈へ
朝食後、マラケシュ駅に迎えにきてくれたガイドと合流。
聞くと、この先フェズまでずっと一緒なんだとか。
今回のツアーは常に2人行動ということでした。
気楽に楽しめそうなので良かったです!
SUV車に乗り込み早速マラケシュを出発。
出発して間も無く荒野が辺り一面に広がります。
途中立ち寄った場所は何て場所か分かりませんが、とても景観がよかったです。

その後、アトラス山脈の途中にあった「アルガンオイル」専門店に寄りました。
店では、女性たちがアルガンの実を挽いて油を搾っていました。
全て手作業です!

いかにも観光客を目当てにしたような店ですが、確かにアルガンオイルの品質はよさそう。
値段もスークで売られていたオイルの値段とほとんど変わりないので、ここでお土産用のアルガンオイルを大量購入。
この店は千原せいじも「こんなところに日本人」のロケで訪れていたらしく、写真を見せてくれました。

店員さんが人懐っこく、片言の日本語で色々説明してくれ、値段交渉にも快く応じてくれました。
僕も帰国後、ここの店のアルガンオイルを髪につけてみたり顔につけてみたりしたんですけど、他で購入したものより断然良かったです。
肌へ浸透する感じとか、髪の毛のパサツキ防止とかいいですね(笑)
あと、これ皆に信じてもらえないのですが、このアルガンオイルをつけてからまつ毛が強くハリが出て伸びました。
明らかに抜けまつ毛の質が以前と違いますし、まつ毛が濃くなり女の子にモテ始めました(笑)
冗談です。
僕は別にこの店からお金をもらっているわけではないので、宣伝する必要は全くないのですが・・・
アルガンオイルをモロッコで買うのであれば、この店の商品を強くオススメします。

再び車に乗車し、ティシュカ峠(2,260m)を通過します。
と、ここで言い忘れていました。
アトラス山脈は広い道を突っ走りますが、曲がりくねった道も多いので車酔いが心配な人は酔い止めの薬を飲んでおいた方がいいと思います。
あと、高地を走りますので、前日は睡眠をしっかりとって備えた方が良いです。
峠はこんな感じで永遠と続きます。

アイト・ベン・ハッドゥへ到着
アトラス山脈を越えてしばらく走ると、世界遺産の要塞の村「アイト・ベン・ハッドゥ」へ到着しました。

よくパンフレットで見ていた光景なので、目の前にその世界が広がっていることに感動。
荒野の中に突然現れた集落という感じです。
ガイドが何やら英語で説明してくれますが、やはり予習しておいたほうがいいです。
僕の英語聞き取り力は最悪!
予習しておくべきだったと後悔・・・。
実際にこの村では人が住んでおり、散策すると生活観が垣間見れます。
ワルザザードへ向かう道のり
再び車に乗車し、次の目的地ワルザザードに向かいます。
途中のところにありますが、この荒野を舞台とした映画が撮られるスポットがあります。
このツアーでは中に入りませんでしたが、一応車を停めてくれたのでカメラをパシャリ。
なんてことはない景色ですね。

またしばらく走ると、映画「アラビアのロレンス」のロケ地にもなったティフルトゥトという場所でも車を停めてくれるので、簡単に散策しカスバ観光しました。
ひたすら荒廃した景色を見ます(笑)

ダデスへ
走ること約3時間、バラの谷と言われるダデスという小さな街へ到着です。

ダデスの村エル・ケラム・ムグナはローズウォーターが有名な場所ですので、日本へのお土産を購入したい場合にはぜひこの場所で買ってください。
マラケシュやフェズのスークでは高いので、この田舎町で購入することをオススメします。
僕は使い方が良く分からないので、この時は買いませんでしたが、後日ハプニングによりローズウォーターを使うことに・・・。
ローズウォーターは美容液として使うのが一般的のようです。
特に日焼け後の肌をクールダウンするのに良いとモロッコ人女性は言っていました。
ガイドさんもこのローズウォーターをお母さんに買っていくそうで、大量買い!
親孝行な息子だこと。
繰り返しますが、他の地域よりも この村で購入したほうが安く買えますので、欲しい方はぜひぜひ!

ホテル「オーベルジュ・ティンズーリン」
4日目のホテルは、ダデス川沿いの「オーベルジュ・ティンズーリン」です。
このホテルはリゾート風な佇まいでした。


15時に到着し時間がたくさんあったので、ホテルのプールに入りました。他の客はいません。
ガラガラ!!

「今(この時は8月)は閑散期か?」と思いつつ、ダデスの荒野を眺めつつ泳いだり本読んだり昼寝したりビール飲んだりすごく贅沢な時間を過ごしました。
20時くらいまでは日が沈まないのでプールで遊んでいました。
まさかモロッコに来てリゾート気分を味わえるとは思いませんでした。
このホテルはおすすめです。
嫁ちゃんと一緒に過ごしたい、そんなホテルでした。
この日の夕飯はホテルの食事がついていましたので、モロッコに来てはじめてのクスクスを腹いっぱい食べさっさと寝ました。
5日目 トドラ渓谷、サハラ砂漠
トドラ渓谷へ
朝ホテルを出発。
相変わらずの車移動です。
モロッコの移動はひたすら車。
高速道路もなければ信号もない、ひたすら荒野を突き進みます。
カスバ街道を進み、美しいオアシスの街ティネリールなどを眺めるため、ガイドは車を停めてくれました。
団体ツアーではないため、融通がきくのでありがたいです。

写真を撮りまくり再び車に乗車。
同じような景色をしばらく進んでいくと、だんだん道路の両サイドが切り立った岩壁になってきました。
岩を切り開いて進んで行くような場所に到着しました。
ここはロッククライミングの聖地「トドラ渓谷」です。
世界中のロッククライマーの憧れの地ということで、ロッククライマーが至るところでロッククライミングしていました。

ここで車から降り、ズボンの裾をまくって川に飛び込みました。
8月だったので気温は30度をこえていましたが、川の水は非常に冷たく初めは足が凍るかと思いましたが、とても気持ち良かったです。
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]この旅では、ずっとビーサン![/voice]

水も透き通って、とてもきれいな水でした。川沿いでは、モロッコ人の家族連れもキャンプをしてみんなで楽しんでいました。
少し離れた場所では、地元の女性たちが揃って洗濯をしています。
何人かの女性たちはカメラを嫌っているので、写真を撮らない代わりに洗濯をのぞいてもいいという条件をガイドにしてくれたようです(笑)。
そこで20分ほど、モロッコの洗濯事情を見てきました。
僕が生まれた頃には、日本には洗濯機があったので良く分からないですが、いわゆる洗濯板を使って洗濯をしていました。
石鹸らしきものも使って洗っていますが、泡は皆無といっていいほど泡立っていません。
汚れが落ちているような落ちていないような感じですが、水がとてもきれいなので不思議と洗濯物もきれいになった錯覚があります。
不思議ですね(笑)
僕の体に起きたハプニングをローズウォーターが救ってくれた
洗濯見学も終わり、車に乗り込み今日も目的地であるサハラ砂漠に向かいます。
とはいえまだまだ走ること3~4時間です。
この間もモロッコの荒野をひたすら車は走る。
と、ここで・・・・あまりの乾燥のせいで目の潤いがなくなっていたのか、僕のまつ毛が目の中に入りありえない所に貼り付いてしまいました。
痛くて涙はボロボロ出るのにまつげは取れません。
5分ほど戦っていましたが、どうにもこうにもまつげが取れません。
心配したガイドが前日に購入した「ローズウォーター」を1本くれて、「これで目を洗いなさい」と言いました。

お礼をしつつも、僕は内心・・・
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]えっ!?こんなので目洗って大丈夫かよ。
これって肌につけるものだろ?
大事な目に入れて失明したらどうすんだ?[/voice]
と心の中で焦っていました。
それでもガイドはニコニコ顔で「ほら、やってごらん」って顔であごを突き出してきます。
僕は覚悟を決め、心臓バクバク状態でもらったローズウォーターで目を洗います。
[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]すげぇーローズの匂い!!![/voice]
そして偶然だとは思いますが、まつげも無事目から出てきてくれました(笑)
もちろん、目も無事です。
失明なんかしていません。
「ごめん、ガイドさん。そしてありがとう・・・」このローズウォーターは目に入れても大丈夫そうです。
身をもって体験したので、ここに証明いたします。
メルズーガ到着
さて、走ること3~4時間、砂漠の街メルズーガへ到着しました。
ここから砂漠ツアーの始まりです。
砂漠ツアーの詳細については、別記事に書きましたのでこちらをご覧下さい。
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では、次回はモロッコ旅行記最終章となります。
フェズ・シャウエン・カサブランカ編をお届けします!!
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