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【書評】投資家が「お金」よりも大切にしていることを読んだ感想|日本人は世界一ケチ民族だった!

こんにちは。

ぽんすけ先輩(@ponsuke_senpai)です。

 

ブロガーのみなさんがおすすめしている『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を読みました。

投資家って頭の中は常に「金」「金」「金」のイメージありませんか?

そんな投資家が「お金」よりも大切にしていることって何だろう?

というわけで、今回はこの本をテーマにして感想を書いてみたいと思います。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) [ 藤野 英人 ]

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5分で内容が理解できるように動画でもまとめたのはコチラ↓

 

『投資家が「お金」よりも大切にしていること』の感想

著者はこの人

著者は、藤野英人さんです。

早稲田大学卒業、野村證券・JPモルガンなどの資産運用会社を経て、レオス・キャピタルワークスを創業したそうです。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]なんだか縁が遠そうな会社ばかり![/voice]

 

この本が作られたきっかけ

藤野さんは、この述べています。

この本は、これからの日本を担う10代、20代に特に読んでもらいたい。

なぜならお金について考えることは、自らの「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同義だから。

若いうちにお金の見方が変われば、自分の人生や社会に対する見方も大きく、良い方向へと変わっていくでしょう。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]お金に執着するな!と育ってきたけど、お金がなければ何も始まらない。
真剣にお金のことを考えるべきですね!
僕もう30代ですけど・・・[/voice]

 

感想

率直な感想・・・この本を20代に読んでおきたかった。

今まで家庭、学校、社会で教えられてたことは、「将来のために貯金しなさい、お金を追い求めると破滅する、日本人は金持ち」など・・・どれもこれも見方が間違っていました。

所詮、お金を知らない人たちがお金について語っていたことを鵜呑みにしていたということなんですね。

この本を読んで、日本人のゆがんだ思想、隠された経済状況を知りました。

見聞がないのは怖いなと改めて感じた次第です・・・。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]お金というより、働き方や生き方を学べる本!一気に読める名著です[/voice]

 

お金についての大前提

・お金を使って、何をするか?

・お金を通して、何を考えるか?

 

お金を考えることは、まさに人生を考えることなのです。

 

お金はしょせん、紙切れだったり金属の塊なんですね。

金額だってただの数字。

お金を何に使って人生どうするのか?を改めて考え直す必要がありそうです。

 

ケチな日本人

口では慎ましいことを言っている

学生にアンケートをとったという内容が印象的でした。それは、こちらです。

「起業したい!」「ベンチャー企業に入りたい!」と宣言する学生も、「金儲けしたい!」とはけっして口にせず、「社会貢献できて、社員がつつましく暮らせれば、それでいい」などと言います。

 

そうなんです。

「金儲けしたい!」なんて堂々と言うと、「金の亡者」とかって嫌な目で見られるのが、ここ日本なのですから・・・。

 

口を慎むこと、謙虚でいることが「日本人の美徳」とされています。

この学生たちの発言からしても、THE日本人という感じがしますね。

 

日本人は真面目じゃない

著者の藤野さんは、日本人は真面目という言葉をはき違えていると述べています。

真面目とは・・・「本気であること。真剣であること。誠意のこもっていること。誠実であること」(広辞苑より)

つまり、言われたことを言われた通りにやることや、ルール・規則を守ったり、常識をわきまえたりすることは、まじめの本来の意味ではないのです。

そのように捉えると、日本人のお金に対する態度や行動は、不真面目であるとしか言いようがないです。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]真面目の意味を改めて知ると、僕自身も勘違いしていたことに気づいたよ![/voice]

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”嫁ちゃん” type=”l”]どっちにしろ、ぽんすけ先輩は真面目からは縁がない(笑)[/voice]

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]おい、こらぁ![/voice]

 

日本人は、自分でお金を貯め込んでいる。人にお金を出したくないということ。それは人を信じていないということ。

その結果が「現金・預金が大好きで、寄付はしない」という行動に表れている。

 

 

ヒーローが他国と違う

[box class=”green_box” ]

<アメリカのヒーロー>

スパイダーマン(学生)、バットマン(大富豪)

<日本のヒーロー>

ウルトラマン(警察)、太陽にほえろ!(警察官)

[/box]

違いはわかります?

アメリカのヒーローは民間人なのに対して、日本のヒーローは公務員なのです。

アメリカでは、民間人が「悪」を倒すのに対して、日本人は公務員が「悪」を倒すというのです。

 

間違った清貧の思想

清貧とは、「行いが清らかで私欲がなく、そのために貧しく暮らしていること」です。

日本人の美徳ともいえるこの思想。

間違って解釈されていると著者は述べています。

「理念に生きるために、あえて豊かな生活を拒否する」という思想が、「豊かになるためには、理念を捨てて汚れなければいけない」という考え方に変わってしまった。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]確かに!強欲に満ちた人が大富豪になっているイメージです(笑)[/voice]

 

この図を見てください。

清豊

著者の藤野さんは、清貧の思想から清豊の思想の考え方にしていかなければいけないと述べています。

心も清く、経済的にも豊かになろうという考えです。

「そんなの、理想論だろ!」という批判もありますが、事実世界の大富豪たちは「清豊の思想」です。

もう、「できない」とか「ありえない」とかの言葉を発するだけで恥ずかしくなりますね!

 

新しいビジネスに消極的

新ビジネスというのは、新しい付加価値を世の中に提供していることであり、新たな雇用を生み出していることであり、社会を活性化し豊かにしていること

 

ある国際機関が「新しい事業を始めたことは立派と考えるか?」について調査した結果によると、衝撃の結果が出ています。

YESと答えた人:アメリカ91%、フランス83%、ドイツ73%、日本8%

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]まじで!?どれだけ組織で働きたい日本人が多いんだってはなし![/voice]

 

日本人の美徳って・・・

日本人の、真面目に汗水たらして働くことが尊いという美徳は、反面的に、そういった働き方をしていない人間に対して、牙をむく。

要は、遊んでいた人間は餓死してもいい、というわけである。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]働きたくても健康の都合で働けない人もいる。赤ちゃんを育てないといけない親もいる。そういう人に対して、こういう美徳みないたものは通用するのか?[/voice]

 

生きているだけで価値がある!

生きているだけで、働かなくても社会貢献はしているってことと藤野さんは言っています。

社会貢献とは、新しい何かを作り出すことだけではなく、消費することによっても成し遂げられる

 

しかし、一方で日本にはブラック消費者が多いことも指摘しています。

すぐに声を荒げてみたり、たいして払ってもいないことにケチをつけてみたり。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]ブラック消費者は、ただ見苦しいだけ。相手も周りも不愉快になるだけ。嫌なら他で買えばいいって本当に思います![/voice]

 

自分がステキだと思ったこと(もの)に自分のお金を使う行為は、そのステキな商品やサービスを提供してくれている会社やそこの従業員たちを応援する行為と同義である。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”嫁ちゃん” type=”l”]この考え方、本当にステキ![/voice]

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]この考えこそが、「投資」のことをわかっている人の思考ですね!
それに、こういう思考を持った人が成功している![/voice]

 

会社について考える

会社とは?

会社とは、英語でcompany、意味は「仲間」

株式会社の株式は、英語でshare、意味は「分ける」

つまり会社とは、「分け与えること」

 

アメリカと日本で異なる会社観

僕自身、そうなのですが、会社でのやりがいを見いだせていません。

日々、報告のための資料作りとそのやり直し、人材育成だからという理由で報告会での報告。

まさに墓場です。

人生の大半の時間を憂鬱な時間に費やし、無駄と思いながらやりたくもない仕事をやっている・・・

これに共感するサラリーマンも多いのではないでしょうか。

 

一方、アメリカ人は、「せっかく一緒に仕事をするのだから楽しくやろう」というスタンスです。

 

人の評価もそうです。

「あいつは〇〇がダメだ」という減点方式の日本、お互い指摘しあい褒めあう加点方式のアメリカ。

どちらが幸福かは、言わなくてもわかりますよね。

 

大企業の失墜

バブル崩壊後の立て直せない不景気の原因は何だと思いますか?

それは大企業の失墜です。

2002年~2012年の株価上昇を調査

◆東証一部指数:2%上昇

◆東証二部指数:67%上昇

 

東証一部というのは大企業から編成されるのに対して、東証二部は中小企業で構成されています。

成長率が全然違いますよね。

 

さらに東証一部の中でも、特に日本のトップ30の会社のグループを「TOPIX CORE30」と呼んでいますが、この30社だけでみると、なんと24%も下がっている。

 

これは驚きませんか?

「TOPIX CORE30」なんて、かなり大手、学生の就職先としても大人気の会社ばかりです。

[box class=”black_box” title=”TOPIX CORE30″]

日本たばこ産業/セブン&アイ・ホールディングス/花王/東芝/ソニー/キャノン/本田技研/トヨタ自動車/NTTドコモ/JR東日本/日産自動車/パナソニック 他

[/box]

なんと日本経済の足を引っ張っていたのは、日本を代表する大手企業たちでした。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]そんなことも知らないとは、情弱って怖い![/voice]

 

一方、同時期の中小企業は67%も上昇していたから驚きです。

この成長率がどの会社でも起きていたら、日本は第2次バブル期が来ていたかもしれませんね!

 

日本経団連がさらに足を引っ張る

日本経団連はわかりますか?

簡単に言えば、超有名企業の会長やらで構成される団体のことです。

18社の会社出身のおじいさんたちが名を連ねています。

まぁ、だいたいさっき出てきたTOPIX CORE30の会社の人たちを思っておけば間違いないです。

 

一応、日本の経済を引っ張っていくぞ!みたいなノリで活動されてますが、実際は「おまえたちの会社が日本の経済復活を妨げてたんだろ!」って感じです。

18社中、この10年で株価を上げれた会社は、この6社のみ。

コマツ/三菱商事/アサヒ/丸紅/東京海上/三菱重工

 

わずかに減少したのが、新日鐵住金とトヨタ自動車。

 

もう悲惨ですよね。

それなのに対した大きな改革をできるわけでもなく、海外勢に追い越されまくっている。

この現実を経団連の重鎮たちはどう見ているのでしょうか?

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]学ぶべきところは、中小企業の取り組み、そして個人事業のスピード感なのかなと僕は思います[/voice]

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”嫁ちゃん” type=”l”]ぽんすけ先輩は〇〇自動車に日々イジメられている悲しきサラリーマン(笑)[/voice]

 

投資家が確認するアニュアルレポート

藤野さんは、それぞれの会社の真面目さを評価するものとして、各会社から出されるアニュアルレポートを参考にするそうです。

 

アニュアルレポートとは、毎年一回、株主や投資家に配られる年次報告書のことです。

自社をアピールするために、どの企業も写真などをいっぱい載せている。

多くの会社は、「社員を大切にしている」と言うが、社員の写真が一枚もなかったりする。

だいたいは、社長の写真が大きく載っていて、あとは製品・工場などである。

一方、海外のアニュアルレポートは、社員の写真集と言っていいほど社員中心のレポートとなっている。

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165840.jpg” name=”嫁ちゃん” type=”l”]これは参考になる情報だね。各大手の企業のアニュアルレポートをみてみたい![/voice]

 

日本にもステキなアニュアルレポートを出している会社もある。

武田薬品工業、三菱商事、ソフトバンク、ユナイテッドアローズなど

 

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]武田薬品、三菱商事、大健闘!

ソフトバンク、ユナイテッドアローズ予想通り![/voice]

 

 

投資に対する考え方を改めよう!

投資は「お金」ではなくエネルギーである

× 投資=お金を出してお金を得ること

〇 投資=今この瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと

 

では、このエネルギーというのは何によってもたらされるのかというと・・・

エネルギー=情熱×時間×回数×知恵×体力×お金×運

 

一方、「未来からのお返し」というのは何によってもたらされるのかというと・・・

未来からのお返し=プロダクト(モノやサービス)×感謝×成長×経験×お金

 

ここから考えられる「投資」の目的は、「世の中を良くして、明るい未来をつくること」

 

貯金は死んだお金

口座やタンスに眠ったお金は、何もエネルギーありません。

藤野さんは「死んだお金」と表現しています。

 

それなのに日本人は、死んだお金を好む傾向があります。

「将来が心配だから蓄えておく」とか、「お金を1円も減らしたくない」とか・・・。

でも結局、そういう人というのは一生お金に振り回される人生を送ると思うのです。

 

日本人に欠けているのは、「消費」と「生産」と「投資」のイメージが一体化していないこと。

 

つまり、投資家の視点がないということですね。

[voice icon=”https://ponsuke-senpai.com/wp-content/uploads/2019/01/20190127_165808.jpg” name=”僕” type=”r”]僕も何も目的を持たず貯金することを目標としてきました。この本を読んでから、目的のない金は死んだ金と思うようにしました![/voice]

 

以上、投資家が「お金」よりも大切にしていることについての抜粋内容と感想を書きました。

お金よりも大切にしていること、それは本の中では明確に語られていませんでした。

なので、それぞれが感じたままに表現すればいいのかなぁと思います。

僕は、「人間における幸せ」を考えました。

当然、お金が前提の話になります。

 

お金はちゃんと向き合って有効な使い方をしてこそ、価値が出てくるものだと思います。

なので、僕もさっそくいろいろな意味で投資していきます!

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) [ 藤野 英人 ]

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