こんにちは。
ぽんすけ先輩です。
ダイエットしたいけど、きつい運動や食事制限は続かない。
そう悩む人であれば、「どうしたらやせるのだろう?」と考えてしまうはずです。
そんな人に提案したいのが「脳を活用したダイエット」です。
初めから言っておくと、脳の特性をいかし日常生活を送るだけのダイエット。
これなら、どんな怠け者も続くのではないでしょうか。
さあ、早速いきましょう!
目次
脳の特徴を知ろう

人間の脳は一見複雑のようですが、単純であることが分かります。
脳は脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質の3つから構成されています。
・脳幹
生命活動を制御する働きがあり、食に関係する「視床下部」という部位も脳幹にあります。
・大脳辺縁系
感情を司る部分です。「食べたい」という欲求はここから出ています。
・大脳新皮質
進化的に新しい部分で、分析的な思考や言語機能を司る部分です。
脳の中心から近い順に、脳幹 → 大脳辺縁系 → 大脳真皮質で層状になっています。
脳は内部に近い方の働きが、より強いという特徴がありますので、3つの中では脳幹の働きが最も強いのです。
だから大脳新皮質でいくら「ダイエットをしよう!」と決意したところで、脳幹や大脳辺縁系で「食べたい」という欲求が出れば、負けてしまいます。
じゃあ、欲求がある以上はダイエットは無理かというと、そんなことは無いです。
脳の特徴を活かし、感情を行動に移し「ダイエット脳」にすればいいのです。
ダイエット脳になるには?
ストレスを溜めないこと

そもそも「どうしたらやせるのだろう?」という発想は、脳にとってネガティブにとらえてしまう言葉であり、必要以上のストレスがかかります。
脳にとってストレスは良いものではありません。
自律神経のバランスを崩し、体調不良につながってしまいます。
ダイエットするどころか、意識が強いばかりに脳にストレスがたまり、逆に太ってしまうというのはよくある話です。
ダイエットをしてもリバウンドしてしまうのは、脳のストレスが関係しています。
まずはストレスを取り除かない限り、ダイエットは永久に成功しません。
ダイエットに成功するためには、「起こした行動が何かしらの成功を得る」という繰り返しが必要です。
小さな成功が大きな成果につながるというのは、まさにそれ。
脳の仕組みを利用して、楽しくダイエットすることがやせるための秘策となります。
絶対に守らなければいけないのは、絶対無理をしないこと。
「必ず1日1kg体重を落とす」なんて目標を立てたって無理に決まっています。
自分に課せられた大きな試練はストレスの塊です。
「今日は早歩きで歩いた」「1階だけだけどエレベーターではなく階段を利用した」等々、こんなレベルでいいのです。
こういう小さな積み重ねがダイエットを成功に導きます。
なりたい姿を明確にする

以前のブログでも書きましたが、目標とする人を写真などでながめることで「その人に近づきたい」と脳は認識します。
そうすると、本能的に「足りないものは何か?」「ここをこうすれば似てくる」等々、勝手に脳は認識を始めます。
そうしたらこっちのものです。
後出しじゃんけんで相手と同じ手を出すのは簡単。つまり「あいこ」にするのが脳科学的には簡単なことなのです。
目標とする姿を視える化することで、脳が勝手に近づけていってくれます。
脳のありがたい機能を利用しない手はないはず。
芸能人とか目標となる人の写真を常に見れる所に置き、その目標に向かって「いつまでに」「どうする」を書き出してみてください。
一方、目標とする人がいなければ、それでも構いません。
その場合は「ダイエットに成功したら、○○ちゃんといいことできる」とか「あのカッコイイ服が着れる」とかでもいいのです。
何かしら妄想をしてイメージをふくらますことで、脳は勝手に近づけるように働いてくれます。
これで、脳の痩せモードが整いましたね。
基本動作のダイエット方法
人間としての基本動作をダイエット活動にしてしまいましょう。
つまり、息している時、立っている時、座っている時、歩いている時、全てをダイエット(筋トレ)状態にしてしまおうという魂胆です。
具体的な方法を説明します。
腹式呼吸

呼吸法を変えるだけで○kgやせた!とか聞きます。
「そんなんでやせるわけないだろ」「腹へこむわけ無いだろ」と思っている人、
今すぐその心を改めてください。
ダマされたと思って試しにやってみましょう。
方法は簡単です。
思いっきり息を吸います。これ以上吸えないってとこまで吸ってください。
そして、その息を細く長く吐きます。これ以上吐けないってとこまで吐きます。
この呼吸を10回、朝・昼・晩の3回行います。
絶対、朝昼晩じゃないといけないとかではありません。
数字や時間帯はただの目安なので、自分の好きなようにやってくれればいいです。
腹式呼吸をするとわかりますが、体が熱くなり腹筋や背筋が張る感じがします。
リラックス効果もあるようなので、日常的にぜひ取り込んでもらいたいトレーニングです。
立つ姿勢

①肩の位置をキープ
猫背の人がとても多いです。
正しい肩の位置がよく分からない人もいるので、簡単に説明します。
両腕を天井に向かってまっすぐ挙げ、耳の横にもってきます。そのまま横に腕を広げながら腕を下ろします。
その位置が正しい肩の位置です。
肩が正しい位置にいくと、自然と背筋が伸び代謝がアップします。
②腹筋を使う
おなかを意識的にひっこめ、お尻の穴も意識的にしめます。
そうすることで腹はへこみ、お尻はキュッとアップします。
まっすぐ立っている間だけでも、この姿勢がキープできれば代謝がアップしやせやすい体になります。
③正しい重心で立つ
重心が狂っている人が意外と多いです。
背中を壁に漬けて、手の甲1枚分の距離を離れて立つといいと言われています。
重心が変な位置にあると猫背の原因になったり、かっこ悪い立ち方になってしまいます。
歩き方

①一直線上に歩く
男にありがちなガニ股はだめです。
たまーにイケメンでもいる内股の男。
これは気持ちも悪いのでいますぐ改めてください。
②後足で地面をける
かかとから地面に足をつき、くるぶしを使って地面を蹴ります。
こうすることで、大きな歩幅となりあらゆる筋肉が鍛えられ代謝がアップします。
③蹴り足の膝をのばす
蹴り足の膝をのばすと、おしりの下側の筋肉が刺激されヒップアップにつながります。
女性が好きなキュッとなったおしりになるには、上側の筋肉を鍛える必要がありますが、まずはすぐにできる下側の筋肉を刺激することからやっていきましょう。
④腕を振る
腕を振ることで広背筋を鍛えることができます。
座り方

浅く座り、背もたれにもたれる座り方の人を良く見かけます。
楽だからついついしてしまうのですが、この座り方は腰痛を招くだけではなく
腹もポッコリ出る原因になりますのでやめてください。
座るときも立っている時と同じく、お腹とお尻を引き締めることを意識して座りましょう。
常に頭は天井に引っぱられていることを意識し、背筋は伸ばして座ることで猫背も解消します。
座り姿勢が美しいだけで、カッコよく仕事ができる風の男を醸し出してくれますよ。
人間の基本動作をダイエット活動にするので、「四六時中も意識しているなんて無理!」という意見があります。
そうですよね、無理ですよね。
僕もそう思います。
だから真剣にやる必要はありません。
駅のホームで電車を待っていた時、「あぁ、そういえば立つ姿勢のポイントは○○だったな」とか思い出した時にやればいいのです。
そういう小さいことが習慣的になり、意識せずともできるようになります。
姿勢の悪い人に太った人はまずいないのも事実です。
呼吸・立ち方・歩き方・座り方を意識しダイエットを成功させてください。
以上、脳の特性を活かしたダイエット方法について書きました。
これはどんな人でもチャレンジできるダイエットの1つです。
これだけで筋肉ムキムキの細マッチョになれませんが、肥満にもなりません。
正しい動作をしていれば腹も出てこないはずです。
早速チャレンジして痩せてカッコよくなった姿を達成してください!
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