右脳を使った英語学習として話題の「七田式7+English(セブンプラスイングリッシュ)を1週間使ってみました。
だいたい1週間も継続すれば「この勉強は続きそう」「続かなさそう」というのが分かってきますよね。
今回は、僕が「七田式7+English」を1週間使用してみての感想と使える教材なのかを徹底解説したいと思います。
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目次
はじめに僕の英語レベルを紹介

「七田式7+English」の前に、学習を始める前の僕の英語レベルを紹介します。
日本生まれ、日本育ち、両親は日本人。
つまり純国産です。
小さいころから洋画好きの両親や兄弟の影響を受けて、非常にたくさんの洋画を見るものの全て吹替。
初めての海外は16歳のときでしたが、中国だったため英語には触れず・・・。
この時の海外旅行がきっかけで、海外に強く興味を持ち高校卒業後現在に至るまで30ヶ国ほど訪問するものの英語は満足に話せない、聞き取れない・・・。
TOEICを大学時代に強制的に受験するものの500点にも到達せず・・・。
大学の英語論文を読解したプレゼンでは、最低レベルの評価。
一般的な人よりは英語に触れてきたものの、「英語を駆使できるレベル」には全然至っていません。
海外のホテルチェックインすら毎回ドキドキです。
僕はひたすら無言。
時々聞き取れる「パスポート」や「クレジットカード」という単語に反応して出すだけ。
こういう場数を経験していると次に相手が言う言葉が予測できるものです。
ただ、それだけ(笑)
「おまえ、よくそんなレベルで外国行くよなぁ」
なんて友達に感心されますが、好きなのだから仕方がない。
英語を習得したくないわけではありません。
むちゃくちゃ話せるようになりたいんです。
ペラペラになって女の子をリードしながら外国を巡りたいですし。
だから様々な勉強法を試してみました。その数、なんと35種類(笑)
でもどれも長続きせず、もちろん劇的に英語を話すことはできませんでした。
多少、単語を覚えたかなぁ~というレベルです。
今回は「これが最後!」という気持ちで「七田式7+English」に手をつけてみました。
英語学習で大事なこと

残念ながら、日本の学校教育では英語を話すことは難しいです。
日本人は英文を読む能力は高いですが、話す聞くに関しては先進国の中ではダントツ最下位。
日本の英語教育は、ひたすら英単語を書いて覚えさせ、文の構造(文法)を学ぶ。
そして全然上手ではない日本人の先生の英語を聞いて、真似して復唱するだけ。
しかもリピートは1~2回程度。
完全に発生練習不足、耳の聞き取り練習不足です。
僕のインドネシア人の友達に学生時代の学校英語の教育方法を聞きました。
たくさんの文をひたすら覚えさせられたのだとか・・・。
30個くらいの簡単な文章を宿題に出され、翌日には1人ずつみんなの前でテストされるそうです。
それを毎日毎日繰り返していく。
更に、1枚の写真を見て英語で状況を話して説明していく教育を受けてきたそうですよ。
人前で話す練習も度胸もつきますね笑
こう話してくれた友人は、この授業が結構楽しかったらしく英語が好きになっていったそうです。
そしてTOEICを受け、見事満点!
さらに友人は日本に興味を持ち同じような要領で日本語もマスターしたらしいです。
今や友人は日本の企業で人事部に配属され、語学を駆使しながら活躍しています。
この話からも分かるように、写真の画像を見て英文を口から出して話すこと、
簡単な英文を暗記してしまうことは語学習得の基礎を築くにあたり重要なことであることがわかります。
七田式7+Englishとは?
「七田式7+English」は、60日間継続して簡単な英文を聞き、口からその英文を出し英語を学習していく教材です。
文法を学ぶことはしません。
ひたすら単純で簡単な英文を覚えていきます。
先述したインドネシアでの英語教育と同様ですね。
簡単な英文というのは「This is a pen」(これはペンです)なんていう使えない文ではありません。
日常会話で使われる英文のみを集めています。
7イングリッシュでな3つのポイントが挙げられています。
ポイント① 高速右脳リスニング
1.5倍速と3倍速の英語音声が収録されています。
高速で聴くことにより、脳にアルファー波が発生し右脳が活性化した状態で英会話学習をすることができます。
また、高速音声を聴いた後に通常速度の英語を聴くことで、
普通よりも遅く感じて聞き取りやすくなる「インターチェンジ効果」も狙った教材なのです。
ポイント② 実践的な日常英会話フレーズ
日常で頻繁に使われる短い英会話フレーズを、
使う頻度の高い順に1日10個×60日パターン、合計600フレーズを覚えることが出来ます。
ポイント③ 英会話文を完全記憶する400%学習法
400%学習法とは・・・
エビングハウスの忘却曲線(人間が記憶を忘れていく時間経過を線形に表したもの)に基づいて開発された記憶法で、7+English独自に取り入れられた学習法です。
具体的には、英会話フレーズを最適なタイミングで自動的に複数回復習できるようにCDが作られています。
そのため、覚えてもすぐに忘れてしまう「短期記憶」から、一旦覚えたらなかなか忘れない「完全記憶」へと英会話フレーズが定着します。
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表した時間と共にどれだけ忘れるかを数値化したものになります。
つまり、人の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1ヶ月後には79%を忘れるとされています。
「七田式7+English」は、このエビングハウスの忘却曲線に基づいた記憶法を採用したプログラムです。
英会話能力をたった60日という短期間でアップさせることができるのです。
この教材は、創始者である七田眞さんが高校時代の夏休みに、30日間で2100個の英単語を記憶た経験をもとに開発された手法を取り入れています。
普通のレベルの高校で学ぶ単語数は3000個ですので、
2100個というのは高校1年から2年にかけて学ぶ英単語の数くらいです。
すごい数ですよね。
この数を30日間で覚えてしまった方法、それはこの教材でも取り入れられている右脳式学習法らしいのです。
右脳式学習法というのは、数々の暗記法にも用いられており実績もある学習方法です。
「七田式7+English」はCDとテキストを活用しながら英語を習得していきます。
内容物は、テキストのほか、6枚のCDと学習方法のガイド本がついています。

学習方法については、僕の実践も踏まえ後述します!
それでは次に、実際僕が「七田式7+English」を使った内容を紹介します。
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「七田式7+English」使用1日目

1日目は、この10つの文を覚えます。
7-イングリッシュが推奨している学習方法は次の通りです。
<Practice編>
STEP(1) 1.5倍速音声を聞く
まず日本語の音声が流れます。
その直後1.5倍速で英語が流れますので、その後にあなたが音読をします。
この時はテキストを見てもいいので、英文を見ながら音声をマネして音読してください。
STEP(2) 3倍速音声を聞く
これも日本語がまず流れます。
驚きは3倍速で流れるので、早すぎてはっきり聞き取れません。
はじめは機械の故障かと思いました(笑)
日本語の後、英語も3倍速で流れます。
ここでは「音読」する必要は無いので、しっかり集中して聞いてください。
耳もなんとか慣れてくる気がします。
STEP(3) 1.5倍速音声を聞く
これもSTEP(1)と同じ音声が流れます。
日本語、英語の順に流れるので、そのあとは自分で音読をします。
このSTEP(1)~(3)が1つのトラック(曲)として入っているので、
何度かリピートして英文を暗記していきます。
目安としては、50~80%くらい暗記できたかな?と思ったらCheck編に進みます。
<Check編>
Check編では、最初の日本語の後に無音になります。
そのあと、自分で音読します。
そしたら英語の文が流れるので、自分の音読が正解だったのか確認してください。
もちろんここで流れる音声は1.5倍速です。
日本語を聞いて英文を言えるか?を確かめるので、テキストは見てはいでけません。
Checkで全く英語が出てこなければPracticeでの練習不足なので、またPractice編に戻り
何度も練習してください。
Checkでも50~80%くらい英文が言えたら、1日目の学習は終了です。
1日目の英文は簡単なので、15分もあれば完了できるのではないでしょうか。
「七田式7+English」使用2日目

2日目もまずPractice編をやります。
2日目で覚える10個の英文は、上記の写真の通りです。
これも1日目同様、50~80%くらい暗記できたかな?と思うくらいまで繰り返し練習をします。
次にCheck編ですが、1日目の10つの英文と2日目に覚えた英文10個が流れます。
今日覚えた英文だけではなく、前日に覚えた英文も暗記できているのか確かめるのです。
エビングハウスの忘却曲線に基づいた学習法になっています。
当然、前日に覚えた内容は結構忘れてしまっていましたので、
1日目のPractice編に戻り、再度50~80%くらい覚えたかな?というところまで
繰り返しました。
特に説明はなかったですが、僕は2日目のCheckでも50~80%くらい英文が言えたら、2日目の学習を終了しました。
(あまり頑張っても続かないと判断したため)
「七田式7+English」使用3日目

3日目も2日目同様、Practice編からスタートです。
3日目で覚える10つの英文は、上記の写真の通りです。
Check編は1日目、2日目、3日目の計30個の文を暗記しているか確認します。
僕の感想ですが、1日目より2日目に覚えた英文の記憶のほうが定着していないかも?と感じました。
繰り返し練習している1日目の分の方が覚えているんでしょうかね?
「七田式7+English」使用4日目

4日目も同様です。
4日目で覚える10個の英文は、上記の写真の通りです。
Check編では1日目、2日目、3日目、4日目の40個の英文を覚えているか確認します。
これで1日目の10個の文は終了です。
「七田式7+English」使用5日目

5日目も同様です。
5日目で覚える10個の英文は、上記の写真の通りです。
Check編では2日目、3日目、4日目、5日目の40個の英文を覚えているか確認します。
これで2日目の10個の文は終了です。
「七田式7+English」使用6日目

6日目も同様です。
6日目で覚える10個の英文は、上記の写真の通りです。
Check編では3日目、4日目、5日目、6日目の40個の英文を覚えているか確認します。
これで3日目の10個の文は終了です。
「七田式7+English」使用7日目

7日目も同様です。
7日目で覚える10個の英文は、上記の写真の通りです。
Check編では4日目、5日目、6日目、7日目の40個の英文を覚えているか確認します。
これで4日目の10個の文は終了です。
こんな感じで8日目以降も続いていきます。
1週間後の成果

1週間使い終わった時点で、ためしに1日目の英文を覚えているか確認しましたが
即座に思い出せたのは50%、思い出せなかったのは50%でした。
数々の英語教材に挫折してきた僕は、「まぁ、こんなもんかな~」とあまり深く考え込まずそのまま60日間継続してみました。
あまり真剣にやると後が続かないので、「あぁ、今日無理だ」と感じた日はCDを聞くだけの日も作りました。
60日間継続し、600個の英文を暗記した結果、どのくらいの英語を覚えていたかというと・・・
約50%くらいです。
これでもかなり大きな進歩でした。
今まで日常生活で英語が頭をよぎることがなかったのですが、
この勉強を取り入れてからとっさに英語がパッと浮かぶ場面が増えたのです。
例えば、会社で外国からの研修生が来たとき必ず通訳を通じて会話していましたが
とっさの一言が少しずつですが出てくるようになりました。
「Can I ask you some questions?」
(いくつか質問してもいいですか?)
「Thank you for telling me your opinion.」
(意見を言ってくれてありがとう)
など、「七田式7+English」で暗記したフレーズがそのまま出てきたのです。
これにはビックリしています。
今まで通訳をしてくれていた人もビックリしていて
「英会話教室でも行き始めた?」と聞かれました。
僕はこれに味をしめ、「七田式7+English」を2周目に突入しており、現在57日目です。
もう2周目も終わりそう。
さすがに2周目は覚えた英文は1周目より多いです。
しっかり数えていませんが、600個の英文中70~80%は覚えたと思います。
引き続き3周目にも挑戦して英語の基礎力を強化していくつもりです。
英文をそのまま暗記する勉強方法に関しては、賛否両論あります。
しかし、TOEIC満点の僕の友達が学校で鍛えられた勉強方法、
そして今回僕が取り組んだ「七田式7+English」から、暗記による語学習得は効果があことが証明されたのではないかと思います。
この「七田式7+English」をやることで英語がペラペラになることはありません。
しかし、英語を話す上での基礎力はしっかりつけることが可能です。
僕自身、「七田式7+English」の3周目に突入してからは、インドネシア人の友達が薦めてくれたドラマを見まくっての日常会話マスターと、オンライン英会話での会話力強化に取り組んでいくつもりです。
基礎力ないのにドラマを見ても全く効果ありません(僕自身経験済み)
英語が話せないのにオンライン英会話なんて時間の無駄です(こちらも経験済み)
まずは、簡単な英文を暗記すること。
やはりこれが英会話を習得する上での近道だと思います。
「七田式7+English」であれば、高速右脳学習とエビングハウスの忘却曲線に基づいたプログラムで効率的に何倍もの早さで日常会話をマスターできます。
たくさんの教材に手をつけ手放してきた僕が、唯一続けれた英語教材です。
一人でも多くの人が「七田式7+English」で英語の基礎をつけて、カッコイイ大人になり輝くことを望んでいます!
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